• 2021-05-15

    ■ 免疫力をアップさせ、健康になろうよ ■

    身体にある免疫の機能は病原菌などから身体を守り、健康を維持するための防護システムです。自律神経の働きは、心理状態に大きく影響されます。ストレスに対処することが最も大切なポイント! そして生活習慣を見直すことも必要です。


    ◆身体を動かす

    1日に10分程度の体操をするだけでもよいですから、
    運動の習慣をつけることが大切です。可能ならば、
    うっすらと汗をかく程度の時間、散歩ができるとよい。 
    運動は免疫機能を向上させる他にも、生活習慣病を予防したり、
    転倒を防いだり、脳を活性化させるなどの効果があります。


    ◆食事

    免疫機能を維持するためには、良質なタンパク賃、ビタミン、
    ミネラルが必要です。脂肪や糖分ばかりが多くなりがちな
    洋食に比べて、和食は栄養バランスがよくおすすめ。


    ◆ぐっすり眠る

    夜にきちんと眠れば、昼間はすっきり起きて動けるようになります。
    昼は交感神経が、夜は副交感神経が優位に働くという
    自然な切り替えをするためにも睡眠のリズムを確保することが重要。


    ◆よく笑う

    笑うと副交感神経が優位に働きます。また、NK細胞という、
    免疫をつかさどる細胞が活性化されることが分かっています。
    たとえ作り笑いでもそのような効果がみられます。


    ◆身体を温める

    体温が高いとリンパ球が増えて活性化し、免疫機能が高まります。
    また身体が温まると血管が拡張して副交感神経が優位になり、
    リラックスしやすくなります。  
    入浴はゆっくりと。シャワーだけでは身体が温まらず、
    交感神経が刺激されるため、あまりリラックスできません。
    身体を温める食べ物は根菜類、イモ類、しょうがなど、
    土の中にできるものは身体を温める作用があるといわれます。


    ◆リラックスできる時間

    仕事が忙しくいつも帰りが遅い人はゆったりとした時間がもてません。
    さらに、多忙はストレスから暴飲暴食を招きやすいものです。
    仕事を早めに切り上げ、30分だけでも早く帰れるようにしましょう。  
    また責任感が強くまじめな人は、ついがんばりすぎて
    無理をしてしまうことが多々あります。
    適度に「手を抜く」ことも、時には必要かもしれません。